大社だより

九頭竜大社からのお知らせ

2023年5月10日 公式ブログ

今に伝わる二つの祠

九頭竜弁財天大神様がお祀りされるご本殿から階段を3分ほど上った帝釈天社のほど近くに二つの祠がございます。

 

まず、向かって左が旧帝釈天社です。

帝釈天大神様は昭和45年10月20日に九頭竜大社境内の守護神としてご降臨になり、やがて上写真の向かって左の祠に鎮座されました。

その後、現在の帝釈天社が建立されるまで、まさにこの場所に帝釈天大神様はお祀りされていました。

 

昭和55年建立の帝釈天社

帝釈天大神様は、境内の守護神・魔を祓う男神・家庭円満の神とされます。九頭竜弁財天大神様がお祀りされるご本殿で9回まわるお千度をなさると共に、こちらの帝釈天社にもお参りなさる方々が多いです。

 

 

そして向かって右が、九頭竜弁財天大神様が初めて御鎮座された祠です。

九頭竜弁財天大神様は昭和29年11月24日に御発祥されました。その翌年の3月に、現在のご本殿の裏・お滝の近くにもなる初代御神木の下に初めて御鎮座なさいます。その際はこのような小さな祠だったのです。ほどなく本殿が建立されるようになると、祠はこの場所に遷されました。当時のお屋根は檜皮葺きでしたが後に銅板葺きとなり、この場所に伝えられているのです。

 

手前 九頭竜弁財天大神 御鎮座の祠

奥  旧帝釈天社

 

 

この二つの祠の修繕を行いました。

祠と玉垣に、防虫・防腐の塗料を塗り込みました。

 

帝釈天社のほど近く、静かに佇む二つの祠。大切に守られている場所です。熱心な方々が手を合わされます。

 

 

帝釈天社・今回ご紹介の二つの祠・おつなぎ所(開祖拝礼所)の参拝時間

午前9時~午後4時までです。

参篭殿(社務所)西側の鳥居をくぐり、階段を3分ほど上ったところです。

どうぞ夕刻になるまでにお参りくださいませ。

 

 

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