九頭竜大社からのお知らせ
2023年5月20日 お知らせ
御神苑の公開について
御神苑を公開させていただいております。
公開時間は午前9時~午後4時です。
御神苑は昭和49年に「九頭竜弁財天大神様とお参りの方々がふれ合い、その情景を楽しむこと」を目的に造園・完成いたしました。
開祖存命中は幾たびも園遊会(食事会)が御神苑で行われ、多くのお参りの方々が楽しい時を過ごされた記録が残されております。
開祖は御神苑について「千人万人無限に人をお救いになる九頭竜弁財天大神様がひと息ついてお休みになる場所・ご神気あふれる素晴らしい場所」と語っておりました。
このたび諸準備を整え御神苑を公開いたしましたのはひとえに、広くお参りの方々にその素晴らしいご神気や情景にふれていただきたいとの思いからでございます。
慎重に検討し、御神苑のお池の周りのみの公開とさせていただいております。
御神苑にはこのように拝礼所が設けられております。
ご本殿では様々なお願い事をなさる方々が多いと思いますが、こちらの拝礼所では心静かに感謝の思いで大神様にお祈りいただきますれば幸いです。
「大神様がひと息ついてお休みになるお庭に人が入るのは失礼にあたるのではないか」とのご心配のお声をいただきましたが、開祖は生前、以下のように教主(二代目)に語っております。
「大神様はおおらかでいらっしゃり、ご縁あってお参りの方が御神苑にいらっしゃるのをとても喜ばれる。それに、もしも大神様が特別なご用事で御神苑をお使いになる時には、不思議とその時間帯は人が入ってこないように導かれるものだよ。大神様は人智を超えたお力をお持ちなのだから、そのくらいのことはたやすくなさるのだよ。」
開祖がこのように語っていたことから、九頭竜大社では、御神苑にお参りの方がお入りになることでもって大神様に対して失礼に当たるとは考えておりません。
もちろん、拝礼所では大神様に感謝の心を捧げていただく、必要以上の私語は慎む、立ち入り禁止の場所には足を踏み入れない、など、大神様への敬意やルール・マナーの順守はお願い申し上げたく存じます。
皆様方がこの御神苑におきましても素晴らしいひと時をお過ごしになりますことを切に願っております。
御神苑は通年公開の予定ですが、荒天時やその翌日、清掃や諸作業などが必要な際には予告なく非公開となる場合がございます。予めご了承くださいませ。