九頭竜大社からのお知らせ
令和八年 教主 年頭の辞
令和八年丙午年、新年明けましておめでとうございます。
九頭竜弁財天大神様の神使である巳と縁深い去る巳年は、一年を通し多くの人達にお参りいただき、恒例の諸祭典が全て恙なく厳粛に斎行されました。また、境内では一昨年に引き続き各所の修繕が進められ、六月末日には「御発祥七十周年修繕事業」が無事に完遂いたしました。
お力を賜りました方々、お心をお寄せくださいました方々に、心より御礼申し上げます。
九頭竜弁財天大神様は、奇蹟でもって守護をあたえる神・無限に人を救う神です。奇縁でもって人を引かれます。御縁ありお参りなさる人達、大神様に心を向けられる人達を絶えず見守られ、災いを除き幸いに守り導かれます。
九頭竜弁財天大神様と開祖の御教え「自然に帰れ」「心の器づくり」を心とされ、本年もよきお参りをなさってください。難しい理屈ではございません。
感謝の心・素直に神に祈る心を持って、自らの心を自ら磨き、日々の暮らしの中で不平や不満を少なく、朗らかで明るい健やかな日々をお過ごしになりますようお努めください。
大神様は、長い目で見れば必ずその人にとって最もよいように人生を守り導かれます。どうか目の前のことだけではなく、ゆったりと幅の広いお考えを持たれてください。
九頭竜弁財天大神様の守り導きのもと、この新しき令和八年を、災いなく健やかに、穏やかに幸いにお過ごしになりますよう祈念いたしまして、年頭の辞とさせていただきます。
九頭竜大社 教主 大西 正美


