九頭竜大社からのお知らせ
まだまだ念が足りぬ (講話)
九頭竜大社のおみくじは独特で、大神様から一言お言葉をいただくわけですが、そのなかの一つに「まだまだ念が足りぬ」とあります。
一見厳しいお言葉ですが、とても大切なお導きをいただけます。
神様にお願いをなさる前に、ご自身でやるべきことをなさっていますか?
今ご自身がやるべきことをなさったうえでお参りください。神の奇蹟の守護により、よい方に向かってゆかれるのです。
「まだまだ念が足りぬ」には、そのような意味があるといわれております。
自分が今いるべき場所にいて、やるべきことをしていると、幸いに向かってゆきます。
今の自分にふさわしくないことに固執し、やるべきでないことをしていては、うまく事は運んでゆきません。
「まだまだ念が足りぬ」のお言葉をいただいた時には、そのようなことを思い、今の自分を省みて、何かを改めるきっかけになさるとよいのです。
御縁ある皆さま方が、大神様の守り導きのもと、幸いに歩まれますよう念じております。
九頭竜大社 教嗣 大西 正浩
九頭竜大社開祖・二代目神主の講話をまとめた書籍『九頭竜大社の教え~自然に帰って生きる~』についてご関心をお持ちの方は下記リンク先ページをご参照ください。ぜひ社務所でお求めいただきお読みいただきますれば幸いです。

