大社だより

九頭竜大社からのお知らせ

2017年4月17日 講話

心の針が神様のほうに(教主講話)

 

九頭竜弁財天大神様は、私たち一人ひとりの願いに向き合ってくださる神様です。「願いを叶えてくださる」神様です。

母親は、多少子どもが無茶でわがままなことを言っていても、あやしたり、その願いをきいてあげたりするものでしょう。神様もそうなのです。

神様にはお願いをするものではない、こんな風に考える方も世の中にはおられます。でも、私はそのようには思いません。

神様にはまずは素直にお願いをしてみる、そして願いを叶えていただく、神様は守ってくださっているのだと気づく、それが信仰のスタートなのです。筋道だった理論や理屈だけでは信仰は分からない、私はそのように思います。

神様にお祈りする生活を続けていくうちに、「ああ、こんな感じのお願いごとばかりをしているようではだめだなあ」ということが、自分でだんだんと分かってくるのです。このような心の持ち方をしていたほうがいいのだなあ、と。例えば、いつまでもあまり自分のことばかりを考えた願い事をしていてはだめだなあ、しょうもないことで腹を立てていてはいけないのだなあ、ありがとうございますという気持ちを忘れてはいけないなあ、と、そんなことに気付いていくのです。

 

九頭竜弁財天大神様は願いを叶えてくださる神様です。

まずは素直に神様にお願いをして願いを叶えていただき、神様は確かに守ってくださっていることが腑に落ちて分かるようになります。そして信仰生活を続けるなかで、神様のおめがねに適うような、神様の方に心の針が向かうような、明るく穏やかな心の持ち方が出来るように努めてゆく、それが「心の器づくり」です。

九頭竜大社の信仰は、このようなものなのです。

 

九頭竜大社  教主  大西 正美

よろしければ『九頭竜大社の教え~自然に帰って生きる~』もご参照ください。

 

 

 

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