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2015年9月22日 講話

信仰のきっかけ(教主講話)

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私の若い頃の悩みの一つは、友達に九頭竜大社の信仰を勧めることがなかなか出来ないことでした。

 

もし私が何らかの商売をしているですとか、小さいながらも会社を経営しているとかですと、その仕事の関係などで何かをお勧めしたり、何らかのつながりをつくっていきやすかったと思うのですけれども、神様への「信仰」となると、なかなかそうはいかないのです。

 

自分の努力で、自力で道を切り開いていくことが出来ると思っておられる方は、なかなか信仰へのきかっけをつかみづらいように思います。人はある程度、何かに悩んだり、深く落ち込んだりして初めて、神様のほうを向くことが出来る、そんな風に思います。

 

「啐啄」(そったく)という言葉があります。

この言葉は雛(ひな)が卵からかえるときの状態を説明しています。雛は卵の中から外に出ようとして内側から卵の殻をつつく。親鳥は外から卵の殻をくちばしでつついて卵の殻を割る。雛と親鳥の絶妙なタイミングが合うことにより、雛は無事にかえるのです。

これは、信仰の世界においてもまさしくその通りなのです。

私たちは、悩みの真っただ中、見通しの立たない暗い世界のなかにいるときに、何とか明るいところへ出たい、殻を割りたいと願う。一方、外側には殻を割って出来るだけ多くの人を救い出そうとされる神様がいらっしゃる。殻を割ろうとする私達の思いと、それに応じて外から殻を割ってくださる神様のお導き、この二つが合わさって初めて、信仰の世界にたどりつくことが出来るのです。

 

啐啄(そったく)の意味するところは、まさに信仰の道に通ずるものです。目に見えない神様のお導きに気づくことこそが大切なのです。

 

九頭竜大社  教主  大西 正美

 

 


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ご参拝の作法 九頭龍大社では、昭和29年の発祥当初より、御本殿を9回時計回りに巡拝するお千度を行うなど、独特の参拝作法で知られています。

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