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2021年3月5日 公式ブログ

不思議な平癒

ある雨の日の午後のことです。仕事の合間に社務所の年輩の巫女さんと少しお話をしていましたらこんな話になりました。

 

「そういえば東京の〇〇さん。お病気でたいへんだったね。今どんな感じでいらっしゃるか知ってる?」

「あれ?私、正浩さんにお話ししませんでしたっけ?」

「いや、聞いてないよ。奥様からお電話があったりした?」

 

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〇〇さんは長年にわたり東京からお参りなさっておられる男性です。昨年、すい臓がんに腸閉塞も併発されまして、一時たいへんなことでした。東京在住でいらっしゃいますからこのような状況下でお参りいただくことも出来ません。

昨年末、奥様からお電話でこの状況をお聞きしました。そこで、ご本殿で病気平癒のお祓いを執り行い、お下がりの木札を郵送申し上げておりました。

 

「はい。先日奥様からお電話をいただきました。今は抗がん剤治療をなさっておられるそうです。最初に投与した抗がん剤があまり合わなかったそうで、別のものに変えられたそうです。するとその2回目の抗がん剤が比較的副作用も軽くていい方向に向かっておられるようです。今は基本的には自宅におられて抗がん剤投与の時に入院する、というようなかたちで治療をしておられるようですよ。」

「ああ、それはよかった。いい方向に向かっておられるのだね。」

「そうそう。それで先日は日帰り旅行もされたそうですよ!」

「そう、日帰り旅行!それはよかった。高尾山にでも行かれたのかな。」

「さぁ。行先はお聞きしませんでした。正浩さん、何で高尾山なのですか?」

「いや別に、ふっと思い浮かんだから。深い意味はないよ(笑)それはそうと腸閉塞も併発されていたよね。そちらの方は大丈夫なの?」

「そうそう。その腸閉塞のことで不思議なことがおありになったそうなのです。」

「何があったの?」

「腸閉塞の治療のために腸にステントを入れて過ごされていたそうなのです。腸を広げるための治療ですね。ある日〇〇さんがどうしても肉を食べたいとおっしゃられたそうで…お食事の後、順調にお手洗いにも行かれて過ごされていたそうなのです。その数日後、病院で検査を受けたら、何とそのステントがなくなっていたそうなのです。」

「何だって?じゃあ、何かの時に体の外に出たというわけ?そんなことあるの?」

「ええ、不思議ですよね。お医者さまも、本人も気付かずにステントが体の外に出てしまうなんてことはあまり聞かない、不思議なことだなぁ、と、首をかしげておられるみたいです。だから腸のほうはうまい具合に広がってとても状態がいいそうですよ。」

「よかった。やはり九頭竜弁財天大神様。不思議なお導きをなさるね。」

「そうですね。昨年正浩さんがお祓いをなさる前の段階では、もう年も越せないのではないか、とそんな風にいわれていたそうなのです。それが今でも順調に治療を続けられている、奥様からすればもうそれは奇蹟だと、そんな風におっしゃっておられました。」

「奇蹟か。そうだね。本当によかった。」

「〇〇さんは昨年末の段階で遺書も書かれたそうです。ほかにもPCで箇条書きにしたものを印刷して奥様に引き継がれたりしたそうです。」

「そんな風に何か覚悟をされて過ごされていたのだね。どういう心境になるんだろうね。でも本当によかった。」

 

九頭竜大社は奇蹟の社です。

引き続きよい方向に向かわれますよう心よりお祈り申し上げております。

 

 

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ご参拝の作法 九頭龍大社では、昭和29年の発祥当初より、御本殿を9回時計回りに巡拝するお千度を行うなど、独特の参拝作法で知られています。

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