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2021年1月9日 公式ブログ

昭和29年

「あのう~~~。1954年は昭和何年になりますか?」

「ええ~~っと…昭和29年になりますね。」

ややご高齢の女性の方が受付に訪ねてこられまして、巫女さんが対応していました。私はこの様子を見ていて「ああ、そうだろうなぁ。」と心の中で思いました。というのも、1954年(昭和29年)というのは頭に浮かびやすいのです。この年は九頭竜大社御発祥の年なのですから。

すると、この女性の方は続いて次のようにお話しくださいました。

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「ああ、そうですね。昭和29年でしたら私は小学校六年生なのですよ。その時にですね、私、こちらで友達数人と奉納の踊りをさせていただいたのです。」

「えっ!?昭和29年にですか?」

驚いたので私もお話に参加させていただきました。

 

「ええ、そうなのです。昭和29年は九頭竜大社さまが御発祥になられた年でいらっしゃいますでしょう。最初は小さな祠から始まりましたよね。そんなまだ小さな祠だった時に、その前で友達数人と踊りを奉納させていただいたのです。」

「もしかして境内で、手作りで設置された舞台の上から奉納された、ということではありませんでしたか?」

「いえいえ。それはもう少し年月が経ってから行われた催しでしょう?そうではありません。本当に小さな祠だけで、その前の砂利のところで踊りを奉納させていただいたのですよ。」

「へぇ~~~。そうでいらっしゃいましたか!昭和29年だとしたら…11月が御発祥の時でしたから…年末のことでしょうか?ひょっとして寒い時期ではありませんでしたか?」

「いえ。寒くはなかったですね。暖かかったように記憶しています。」

「ああ、そうでしたか。」

「はい。その後、私は事情があって何年もお参り出来なかったのですけれども…再びお参りさせていただいたときには大きなご本殿が建っていて、本当に驚いたのを今でもよく覚えています!」

「そのようなことがおありになったのですね…」

「ええ。これまでも時々はお参りさせていただいているのですよ。今日は特にそのことが懐かしく感じられて…少しお話しさせていただこうと思ったのです。」

 

小さな祠が出来てくるのは御発祥翌年の昭和30年3月のこととされますので、もしかしたらその年の春頃のことをおっしゃっているのかもしれません。でも、それはもう、どちらでもいいです。

このように、御発祥当初からの不思議なご縁をお持ちの方もいらっしゃるのですね!!

 

九頭竜弁財天大神様は奇縁でもって人を引かれます。

お参りをお待ち申し上げております。

 

 

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ご参拝の作法 九頭龍大社では、昭和29年の発祥当初より、御本殿を9回時計回りに巡拝するお千度を行うなど、独特の参拝作法で知られています。

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