昭和29年11月24日未明
ご祭神九頭竜弁財天大神様が開祖大西正治朗の夢枕に立たれお授けになった御神託です。
九頭竜弁財天大神様は無限に人を救わんとの悲願を持って降臨された大変に慈悲深い女神様でいらっしゃり、その奇蹟の力を発揚され人生を幸いにお導き下さいます。
(大意)
人は本来、わけへだてなくよい言葉を用い、慈(いつく)しみや思いやりの心をもって周(まわ)りに接しなければなりません。
無理をせず、我(が)を張り過ぎず、素直になり、自分を支えてくれる周(まわ)りの人々や目に見えぬ神の守護に感謝する大きな器(うつわ)の心を持って生活をすれば、愚痴(ぐち)もなくなり、宇宙を司(つかさど)る法理(ほうり)である天地二義(てんちにぎ)に和合(わごう)することが出来ます。
このような境地(きょうち)(天地清浄(てんちしょうじょう)の境地(きょうち))に至れば不幸な思いをすることなどはなく、いよいよ幸いに導かれます。
人は心の持ち方により悪鬼ともなり得るし、神と一体ともなり得るのです。
人はこの自然(しぜん)の法理(ほうり)にそむくことは出来ません。
以上八つに、この天地の大自然に包まれて生きる「人」を合わせた九つを九品(くほん)といいます。感謝を忘れない生活を送り、大きな器(うつわ)の心を持つことにより、この天地二義(てんちにぎ)に和合(わごう)し、九品(くほん)に示される様々なお蔭をいただくことが出来ます。これが天地清浄(てんちしょうじょう)の境地であり、この境地に至れば、不幸な思いをすることなどはなく、大神様よりのお蔭をいただき、いよいよ幸いに導かれます。
※一般的に九品(くほん)とは、仏教用語で極楽浄土に生まれる際の9種のあり方を意味することが多いですが、開祖は上記のような独特の説き方をいたしております。
私の心は、九頭竜弁財天様の御心(みこころ)と共にありますという意味で、唱えると九頭竜弁財天様に心が通じます。願いを込められる際には是非このご真言を念じていただくことをお勧めいたします。
※一般的に弁財天のご真言は「おんそらそばていえいそわか」ですが、九頭竜弁財天のご真言は「おんそらそあていえいそわか」でよいと開祖が示しております。
九頭竜大社の教えについて詳細は
「九頭竜弁財天聖経」(社務所にて500円にて授与)をご参照下さい。