鯖街道

若狭街道(福井小浜〜八瀬〜京都出町柳)

最近、鯖街道がテレビなどで取り上げられることが多くなりました。 私は1970年頃、花折峠を自転車で越えました。その当時、峠付近は秘境でトンネルはなく、歩いて登り大変苦労しました。 現在、滋賀県朽木や福井県小浜市に行くには、鯖街道(若狭街道)を車で走れば京都市内から1〜2時間以内で着いてしまい、 大変身近なところになりました。
鯖街道(若狭街道)

若狭から京へー京は遠ても十八里

鯖街道資料館(福井県小浜市和泉町) 鯖街道の起点(いづみ町商店街) 若狭から京都へ至る多数の街道や峠道には、本来それぞれ固有の呼び名がありますが、近年、運ばれた物資の中で「鯖」 が特に注目され有名になったことから、これらの道を総称して「鯖街道」と呼ぶようになりました。
京都への最短距離をとる峠道として「針畑越え」があり、小浜から熊川を経由し滋賀県の今津に至る「九里半越え」も西近江路につながる重要な道です。 多数の峠を越えて「鞍馬街道」に至る道や堀越峠などを越え京都市高尾につながる「周山街道」、美浜町新庄から滋賀県マキノ町へ抜ける「粟柄越え」も 重要な街道の一つです。最も盛んに利用された道は、小浜から上中町の熊川を経由して滋賀県の朽木村を通り、京都の出町柳に至る「若狭街道」です。 若狭から運ばれた鯖が京の都に着く頃には、ちょうどよい塩加減になったと言われ、京都の食文化の中に、今も若狭の魚が生きています。 写真左ー鯖街道資料館(福井県小浜市)・写真右ーいづみ町商店街(小浜市)


熊川宿

熊川宿 秀吉に重用され若狭の領主となった浅井長政は、天正17年(1589)に熊川が交通と軍事において重要な場所である ことから、諸役免除して宿場町としました。以来40戸ほどの寒村が200戸を超えるような町となりました。
熊川は国の重要伝統的建造物群保存地区で町並みの特徴は、街道に面して多様な形式の建物が建ち並んでいるところです。 全く形式の異なる建物が混在しながらも、連続性をもった町並みを形成しています。
JR上中駅よりバスで10分、JR近江今津駅よりバスで30分。


出町柳

鯖街道口 出町商店街 熊川より、朽木、葛川、花折峠、大原、八瀬を経た鯖街道は、いよいよ終点の京都出町柳に到達します。江戸時代、日本海 で捕れた魚介類を担いでやってきた若狭人たちは、出町で荷をほどきをして、京都の台所錦市場あたりまで売りに歩いたといいます。一塩して 、竹かごに収め、長い道のりを運ばれてきた鯖は、都人たちを大いに喜ばせました。
出町柳には今も「出町柳商店街」があります。規模は小さくなったものの鮮魚店をはじめ、活気ある商店街で、鯖街道の到達点としての まちづくりを進めています。写真右ー京都市出町商店街

参照:福井県立若狭歴史民俗資料館資料・若狭町観光水産課ガイドマップ・四季彩館「熊川宿展示館」

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八瀬の見どころ

八瀬の動物たち

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